久しぶりにベルリンに行ってきました。
ドイツの中で一番好きな都市。
あの壁を壊したベルリン市民のことを思うといつも感動します。
世界が冷戦体制だった当時、まさかあの壁が壊されるとは想像もしていませんでした。
人間の自由を求める力は本当に凄いと思います。
今回のベルリンのガイドさんは旧東ドイツ出身の女性でした。彼女も西側に脱出した一人ですが、彼女曰く、当時の東ドイツ人の多くは、13歳くらいになると、どうやって壁を越えるか(西側に脱出するか)を考えるようになったそうです。友人たちともその話ばかりしていたといいます。13歳の子供たちがそんなことを考えなければならないというのは、何か切ないですね。
また、ドレスデンのガイドさんから聞いた話ですが、毎日朝から晩までプールで泳いでいる男性がいて、いつも泳いでいるので、水泳の選手だと思っていたら、数ヶ月後、バルト海を泳いで西側に脱出したそうです。その男性は毎日プールで遠泳の練習をしていたのですね。いろいろ考えさせられますね。
今回も学びの多い旅となりました。
旅をすると毎回たくさんのことを学びます。
旅から学ぶ知識って素晴らしい！！
